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13 Daisuke Tanida INTERVEW 「このまま帰国してもいいが、まだ何も学んでいない。せっかくアメ リカに来たからには何かを学んで帰りたかったのです。それで父に という漠然とした予感があった。大学卒業後、自分で情報関連のビジネスを興 したいという気持ちを抑え、タニタへの入社を決めた。1966年のことだった。 入社後、大輔は大阪営業所を皮きりに営業の仕事に没頭していく。  入社から3年が経った 1969年、大輔は一大決心をした。もっと大きな市 場を相手に働いてみたいと、アメリカ・ニューヨークに渡り、現地の商社で働 くことにしたのである。このアメリカでの経験が後に大輔を、そしてタニタの ビジネスそのものを大きく変えていくことになる。  意気込んでニューヨークに移り住んだものの、大輔が入社した商社はしばら くしてなんと倒産してしまう。 アメリカでビジネスの真髄を見出す