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階級差別 日本に住んでいると 危機に対して ぼけるというが、それは 海外に出て 初めて 体感的に わかるものだ。 それと 同じく 階級に対しても 日本にいると ぼけてしまうと 私は感じる。 確かに 日本にも 貧しい人もいれば 金持ちもいる しかし、普通のそれなりの身なりを していれば みんな日本人なので どの人が お金がないか どの人は お金があるかなど 目立っては わからない 細かいところまで みれば別としても ぱっと みたところではわからない つまり 毎日 電車で会社に 通っていれば 世の中みんな だいたい同じ階級という印象を受けてしまう そして 実際に そうなのかもしれない 日本は 全体的に 中流階級層が ほとんどを 占めているといっても過言ではないだろう しかし、一歩世界に出ると 日本でいう貧しい人たちは お金持ちに 映る 生活保護を受けていても 携帯電話をもっていたり、テレビもあるだろう、炊飯器もあって、洗濯機もあるかもしれない、そして なによりも まともな 家に住んでいて 住所もあるだろう 9