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12月14日、あともう少しで子どもたちが もっとも楽しみにしているクリスマスが来るというときに事件は起きた。 なぜまた学校なのか?場所はそう遠くない隣の州のコネチカット。ここで銃の乱射事件が起きた。現場は小学校。6歳、7歳児の20人近くの命が奪われた。銃を持って小学校に足を踏み入れた人物はその小学校で働く母親を狙っての犯行とも言われている。真相はまだ究明されていないので断定はできない。 ラジオでは一般市民の意見を集めていた。 やはり銃を持てるということ自体に問題があるのではないかと私は思う。確かにアメリカは「自由」を求めてきた。そして 銃を持つ自由というものも守られてきた。しかし、すべての人が銃に対しての責任をもてるとは思えない。そのためにももっと規制を強めるか、まったく所持できないようにするか。 さらに精神的に病んだ人たちへのアプローチも考えるべきだ。おかしいとされる人は周りの人々に害を及ぼすかもしれない。それに早く気づき 対処すべきだろう。 子どもたちにはこのニュースについて触れさせないほうがよいという意見がもっとも多い。もし子どもが恐怖心を示したら、「ママたちがあなたを守るから大丈夫よ。」と安心させてあげてください。おそらく怖くて幼稚園に行きたくないという子どもたちも出てくるであろう。うちの facility もいつどのように攻撃を受けるかわからない。そのためにも security の強化を怠ってはならない。80人近くの命を守る、最高責任者としてこの事件を通して私は自覚した。 17