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日本と違うな〜 と感じるところはいっぱいここにある そのひとつが 料理番組である 日本人ははっきりなにが どのくらいということを教えてくれる たとえば パンケーキひとつとっても 小麦粉が 1カップとか ベーキングパウダーは 小さじ1 とか ところがニューヨークの 料理番組は全部が そうとは限らない 特に 私の大好きな Mark Bittman の料理番組はなんとも量に関しては いい加減なのだ そう、悪く言えば いい加減、おおざっぱ よく言えば 実に stress free である なんの プレッシャーもない お気軽である 簡単である 要するに 分量よりも 材料が一応 それだけあって それさえ 入っていれば あとは 常識の範囲内で 分量を決め、いや、自分がどのくらい入れたいかで量を決めればいいのだ 彼は、ほとんど正確な量を言わず、小さなガラスの入れものから どんどん 材料を ボウルの中に入れていくのだ "now the dry ingredients, chopped almonds, wholewheat flour, white flour, cinnamon, apricot, salt, baking powder というようにもうすでに だいたいの分量の入っているガラスの入れものから入れていく 33