いや、もしかしたらこのように なにが 大切か というところに 重きを置いてさえいれば あとは どうでもいいということなのかもしれない 日本人のように きちんと 真四角に まっすぐ貼るという性格 それは かえって 効率が悪いのかもしれない もうひとつ例をあげよう それは 社内で使いまわしている used envelope である inter-office mail にその一度使ってある 封筒を使っているのだが 最初は単にあいているところに To : Tena From : Nora というように書いていく やがて あいている スペースがなくなってくるので だれかが 線の入った 白い紙を 貼るのだ そこには date, from, to というように 行に必要な事項を書くようになっている それを アメリカ人は どのように 貼るかというと まず 適当な位置に 決して 真ん中にきれいになどという考えはない とにかく 封筒の上にさえ乗ればよいという考えだ 次に それを セロテープで貼るのだが 5センチくらいのものをとって 適当に4か所くらいに止める 6