歩道の脇にはお店が軒を連ね、小腹が空けば肉まんや甘栗など「小吃」を買ってタピオカジュース（６元ぐらい）や甘いジャスミン茶（２元）を飲む。それも日本の物と比べてとても安いし、肉まんに至っては本場中国とだけあってとてもおいしいし、具の種類も豊富です。店によって味も違うので、今日はここ、明日は隣と、食べ比べるのも楽しみの一つでした。 道端ではお店の人やご近所さん（？）が集まってトランプを興じ、その周りを囲む見物客たちをよく見かけました。そして寒い冬にも関わらず公園で熱いお茶を飲みながら麻雀を楽しむ人々の姿は今の日本では見られない光景ではないでしょうか。 日本との時差はたった一時間しかないというのに日本にいる時よりもゆっくり感じました。それほど人々はのんびりしていて、時間に追われて足早に街を歩く日本人から見ると羨ましいぐらいです。 どの人も日常的に人と関わる些細な楽しみを持っているようで、羨ましかったです。念願の三国志の遺跡も勿 68 China Life 成都