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47 この「卒業」という言葉だが、湯島清水坂クリニックでは、患者さ んが自分で「卒業」を宣言して治療(自律神経免疫療法とメンタ ルセラピー)を終えるのだと伺った。患者さんは「うつ」のメッセー ジを受け取り、これまでの自分の考え方や生き方を変えて、学ぶ必 要のあることは学び終えた、ということなのだろう。 だから宮島先生は、何か症状が出ても「チャンス」として見るよ うに患者さんに提案しているし、この本のタイトルにあるように、 「うつ」は、体からの愛のメッセージ ということになるのだろう。インタビューを終えて、それは本当に真 実なのだと、強く感じることができた。