- 9 - 親愛なる音楽仲間 浜松市民吹奏楽団の皆様へ 浜松での40 周年の記念式典に参加できず申し訳ありません。 しかし、こうして加藤泰司団長を通じて、ビデオで個人的にお祝いメッセージを送らせて いただける機会を持つことが出来て大変うれしく思います。 残念ながらすでにお亡くなりになった、音楽家であった山本雅章さんと一緒の1999 年の マルクグリョーニンゲンとの会議では、この離れた国とのこのような素晴らしい音楽友好 の始まりになる事を誰も想像していませんでした。 2002 年、2004 年、2010 年のお互いの訪問は素晴らしい友好となりました。それは、音楽 的な事だけでなく、生き方・働き方・時間の過ごし方を理解しあえたと思います。もしも このような友好が世の中に広がれば、世界はもっと平和になれる事でしょう。 5 年後の2020 年、ザルツブルクでの100 周年の記念祭の際には、両バンドが再び出会え る事が実現できるよう努力いたします。 それが、実現したならば、現在の団の指導者が、この高いクオリティの日本のバンドをゲ ストとして歓迎できる事を誇りに思う事でしょう。 親愛なる音楽仲間 浜松市民吹奏楽団の皆様、そして記念式典の会場にいらっしゃる皆 様、今日の40 周年式典でのお祝いがすばらしい物ならば、10 年後の50 周年も同じように すばらしい物になる事でしょう。私も10 年後に元気で参加できるよう、今からトレーニン グしています。 本日の式典の成功と今後のご発展をお祈りいたします。 ≪前団長 ピーター・グリュンドビヒラー≫ 浜松市民吹奏楽団の皆様、私がピーターの後継者です。全団員の代表としてお祝いを申 し上げます。 40 周年、おめでとうございます。将来間違いなくまた一緒にコンサートの練習ができる事 を信じています。それでは、今後のご発展をお祈りしています。 ≪現在の団長 カール・プフリークラー ≫