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- 23 - 最後の夜はお手伝いをしてくれたメンバーが集まって別れを惜しんだ。この時にも集合 写真を撮ったがお互いにすっかり打ち解けてみんな素敵な笑顔になっていた。 いろいろ大変な日々だったが数日間を一緒に生活すれば別れは悲しく涙が溢れてきた。 2010年にザルツへ訪れた時に6名のうち4名と再会することができた。ミラベル公園での 演奏後に市吹のみんなは練習場で宴会だったが自分だけ再会したメンバーに連れて行かれ てバーで飲んだのもいい思い出だ。 ザルツブルグ鉄道音楽隊来日の思い出 フルート 宮崎 賢蔵 来日3 日目だったかな、次の日が一日フリーな日があった為、何をしたいか、何処へ行 きたいか希望を聞くがまとまらない。ふと思いついた事が、鉄道音楽隊か、じゃあ新幹線 に乗せてあげよう!!それから海だ!!メンバーへの連絡を取らせた所、12〜13 名の方が 集まってくれた。 翌朝の9 時集合し、浜松駅までバス。これも隊員の希望。新幹線は下り豊橋と決めてあ った。券売機にて片道購入、下りホームにて待つ。特急ひかりが浜松駅を通過の際は全員 が感極まり叫んだ!!下り電車は新700 系で皆喜ぶ!!発車するも座らず全員が立ち上が り浜名湖辺りで速度表示250 qを表示されると又感極まり拍手喝采!!豊橋駅では特急待 ちの為、先頭車両に集まりカメラの嵐。運転手さんも一緒に入ってもらい大サービス!! 帰路は希望通り在来線。皆先頭車両にて運転手さんの仕草を見とれていた様子。弁天島 にて降り海水浴場辺りを散歩。皆靴を脱いで海に入り大はしゃぎして楽しんでいた。浜松 駅に着き其々のホームステイ先へと解散し、当方は家に戻りすぐに中田島へ出かけた。驚 いた。市吹のメンバーとザルツの面々ばかり。雄大な太平洋を初めて見た者ばかり。子供 の様にはしゃいでいたね。 海の無い国、そしてまた新幹線の様な超高速電車の無い国の人々が本当に驚き、すごく 楽しんだ一日だったと感じました。