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- 28 - 初コンクール&(私にとって)初他団体交流 フルート 新田 愛 市吹初のコンクール出場、しかも鹿児島で、しかもマーチで。このコンクールに参加し たことは、想定外の出会いと相俟って記憶に残る旅となりました。 30 年ぶりのコンクール指揮だという好司先生と幹事がこの「瀬戸口藤吉翁記念行進曲コ ンクール」に出場を決めたのは、世界でも稀な行進曲のみである事が要因だったようです。 瀬戸口藤吉とは「軍艦マーチ」などの行進曲を数々作曲し「行進曲の父」と呼ばれるお方 なのです。 そんな翁の故郷、鹿児島県垂水市が開催するこのコンクールは9 回目となり、今回は小 中高大学一般の計16 団体の出場で、その各部門最優秀賞(賞金10 万円)の4 団体中から、 さらにグランプリ(賞金50 万円!)が選ばれるという、大人ゆるアマチュアにとっては難関 コンクールなのです!できれば賞金10 万円はゲットしたい!と、意気込みはあったもの の・・・ 当日朝4:45 浜松駅集合からバスでセントレア行って、飛行機乗って、バス内で昼食を食 べながら会場入りして、体育館で音出し、リハーサル室で気持ちも音も落ち着きなく終了 で本番待機。と思ったらステージへ・・慌しく終了してしまいました。記憶に残らない演 奏でしたが、最優秀賞だったのは市吹の底力でしょうか。 振り返れば、西インター集合に某T さんが遅刻した事や、飛行機がゴールドジェットだ った事や、修也先生が応援に来て下さった事やリハーサル室は土足禁止で正座した事や、 リハ後の靴が揃えられていた事や、課題曲は「野球行進曲」でドラムマーチに続き自由曲 は当団おなじみの「旧友」だった事、団員の傘数本がなくなった事や、副賞にメトロノー ムをいただいた事・・たまには倉庫からメトロノームを出して思い出しましょう。