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- 59 - 年以上団長)、石塚氏、現団長加藤氏等々、各団長の諸氏には心より感謝申し上げます。 若い団員が増え、約80 名。団員の中で私が知っている方は半分以下ですが、打ち上げパ ーティーとかマインシュロスで気軽に声を掛けてくれ嬉しく思っています。 今後は健康にも留意し、50 周年、60 周年の節目を迎えられたらいいなと思っています。 結びに、市吹の彌栄と団員各位のご健勝を祈念し、創立40 周年の祝辞とさせていただき ます。 創立40 年を振り返り 特別顧問 近田 欣吾 40 年を振り返りますと、走馬灯のように当時の事が思い出されます。 それは、何の予告も無く突然でした。懐かしい聞き覚えのある今は亡き有海君から、楽 団創立の会合への誘いの電話でした。事の本質を理解しないまま、指定場所へ出向くと私 とほぼ同年代の青年が9 名おりました。有海君以外は、初対面の男性ばかりでしたがその 中の1 人に高橋さんがいました。柔和な感じのこの青年が 「どことも、しがらみが無く、 音楽好きなら誰でも入団出来る楽団を末永く活動したいのだ」と 会合の趣旨を熱く詳細 に語りました。その後、数回の会合を重ね、会社の立ち上げ説明会のようだと思った最初 の会合とは違い、音楽の話、楽団の組織運営の役割分担等、話題が尽きる事無く夜遅く迄 話し合いました。 やがて、最初の練習は十数名から始まりましたが、最初の音出しは、「目眩がするほどの 不協和音だった」と後日談で指導者の塚本先生より伺いました。 あれから40 年!多くの団員を迎え、活躍される楽団になりました。特に創立以来、音楽的 指導者の塚本先生、海外演奏の道を開いて頂いたドイツ在住だった故山本さん、長年団長 を務めた高橋さん始め、大変多くの人達のお世話になっています。 私も微力ながら、この楽団に関わらせて頂き感謝しております。 音楽好きで、吹きたい人なら誰でも参加出来き、吹奏楽を楽しむ精神は、創立時からその まま、引き継いでいると感じています。今後、音楽を通して、色々な方々と触れ合いなが ら、幸せを分け与えつつ成長していく事を願っています。