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.... みがあることになります。そんな時に思いだしたのが【愛するということ】 【生きるということ】などの著者、エーリッヒ・フロムの言葉でした。フロ ムは「愛するとは、時々刻々、感謝・寛容・配慮・責任・尊敬が不足して いないかを顧みること」だと言っています。愛するという能力は、「生まれ つきのものではなく、工夫によって向上する能力」だということです。  そして先程考えたように、責任や配慮も新しい気づきをもたらす仕組み の一部ならば、新しい気づきを生み出して人を『イキイキ』とさせる『感謝』 は、『愛する』という行為の一部なのだと言えます。そう考えると、『イキイキ』 を生み出す『工夫』を支える『感謝』は、『愛』の一部だと捉えるべきです。 つまり積極的な『愛』の行動がエンドルフィンを分泌し、『イキイキ』を生 み出す鍵となります。