【DO!BOOK・ページリンク】
0000238002   31 / 70

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


.... 生きて、死ぬだけ」の存在なのでしょうか。私に好意的な人は、よく考え た後で、私の考えを受け入れられない理由として、「もし『生まれ代わり死 に代わり』が事実なら、自分の中に過去世の記憶があるはずなのに、その 存在を全く感じられない」と言います。素晴らしいアイデアです。  記憶とは、過去に経験したことが、意識の中に情報として残っているこ とです。ですから、この人生で経験したことのない記憶が意識の中にあれば、 自分が生まれ代わった証拠として、確かな信じられる体験になるでしょう。 「梅干し」という言葉を聞くと唾液が出るように、記憶があって意識が都合 良く働きます。記憶とは、経験した内容が意識の中に残っていることです。 だからもし意識の中に、この人生で経験していない記憶があれば、それは