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.... 生物の体のほとんどはタンパク質でできています。そこでちょっと面倒な のですが、タンパク質が何であるかを考えてみます。タンパク質は多数の アミノ酸が繋がった構造をしています。そこでアミノ酸の構造を考えると、 1個の炭素原子に、アミノ基、カルボキシル基、水素原子、および側鎖が 結合したものです。この側鎖の構造の違いによって、違ったアミノ酸にな ります。このアミノ酸が多数繋がったもののうち、生物的機能を示すもの をタンパク質と呼んでいます。  ではアミノ酸の繋がり方を見ていきます。アミノ酸が横一列に繋がって いる構造を一次構造、そのアミノ酸の分子の紐が、クルクル巻いてコイル 状になったり、平面状に並んでシート状になったりしますが、この構造を