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.... 構造ですから、必ず2つの端があります。そしてどんなタンパク質も、両端 をつまんで引き延ばすと1本の紐になります。タンパク質は必ずシート状の 部分と、コイル状の部分を持っています。またタンパク質の2つの端は一方 がアミノ基で、他方はカルボキシル基です。タンパク質は水の中でイオン化 していますから、両端にはプラスとマイナスの電荷があります。アミノ基は プラスイオン、カルボキシル基はマイナスイオンとして存在しています。  すると水の中のタンパク質は電気を通す導体となって、導体中を−極か ら+極へ電子が流れます。すると−極の電子が不足し、+極で電子が余りま す。そこで水の中ではタンパク質の+極から−極へ向けて電子が流れます。 中学校の理科でやった電池の実験などを思い浮かべていただければ良いと