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自分の目の前で両親が喧嘩をするという現象は、両親によって「貴方は無 価値だ」と言われているようなものです。  三つ子にとって親の行動は自分の生死に関係していますから、親の言葉 に無条件に従います。疑わず、否定せず、受け入れています。三つ子の想いは、 自分の確かな経験を通して抱いた自己イメージです。しかしこの自己イメー ジは正しいと言えるでしょうか。あるいはその後の人生の中でこの記憶を 更新しているでしょうか。もし更新していなければ、これらの記憶が否定 的な自己イメージとして、心の中に残っているかもしれません。  例えば、コンピューターで「あ」と打ったのに、「お」と出てしまうとしたら、 ....