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「梅干し」という言葉で唾液を出すように働く、通常『無意識』と呼んでい る意識を、『顕在意識』に対して『顕在無意識』と名付けましょう。唾液を 考えて出すことはできませんが、イメージすれば直ちに出ます。つまり『顕 在無意識』は、考えている自分とは全く別人格で働いて自分の体をコント ロールしているかのように見えます。そこでこの『顕在無意識』の別名を、『も う一人の自分』と名付けておきます。私たちが携帯電話を持っているとき、 携帯電話を特に意識しなくても、取り落とすことはありません。これも『顕 在無意識』の働きとして観察できます。  ここまで順に考えていくと、無意識の中にもさらに潜在しているものが ありそうだと感じます。それは、完全に普通の意識から消えてしまったこ ....