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 では『梅干し実験』ではどうでしょう。梅干しというイメージが、『顕在 無意識』すなわち『もう一人の自分』を刺激し、自動的に『現世の記憶』 情報を使って『潜在意識』に働きかけ、『体の自分』に情報を送り、唾液を 出すという反応を引き出していると考えられます。  ところで私には吃音の癖がありました。父にも少しありました。という ことは、ドモリは脳の疾患や遺伝子の病気であって、『体の自分』の自動的 な活動なのでしょうか。ところが実は私は今、普通に話すことができるよ うになっています。突然治ってしまいました。ということは、ドモリは脳 や遺伝子の病気では無いはずです。自分の考えでいくら止めようと思って もどうしようもない習癖であるドモリは、潜在意識が喉の筋肉を緊張させ ....