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 30歳になって、前の2つの事件から学んだ方法で、自分の体を責めて ばかりいる心の傷を治せるのではないかと考え、自分の体験を通して発見 した『もう一人の自分』を説得することにしました。  「脚の機能は何だ」。「歩く、走る、座るだ」。「この3つを、自分は完全に 行うことができる。脚にこれ以上の機能が必要だろうか」、「脚の長さで人 の価値が決まるのか」。「いや、あり得ない」。「だったら脚の長さを気にす る必要はないのではないか」。こう考えたとたんに、気がすっかり晴れて人 前に立てるようになりました。  4つ目の事件も30歳のときです。夫婦だけの力で歯科診療所を建て、 ....