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.... 登場させる」が生まれます。 さて主人公である桃太郎は、犬・猿・雉をお供にしています。犬は3日飼っ たら恩を忘れないと言われます。そこで私は犬を、『情』の象徴だと考えま した。猿は猿知恵と言われるくらいですから、『知』の象徴だと考えました。 雉は桃太郎の軍門に下ることに最後まで抵抗します。強い意志が観られま す。『意』の象徴と考えました。つまり私は、『桃太郎』に登場する犬猿雉を「知・ 情・意」のことだと考えました。先ほど見たように、知・情・意は『日常の自分』 を表します。『日常の自分』は、お供をしているのですから、主人公は別に いる、と考えなければなりません。 |