42 療日・診療時間、内覧会実施日などを、見やすくレイアウトして印刷したもの を、新聞の朝刊に折込んで配布するものです。 　部数は最低５万部、できれば 10 万部くらい配布できるとよいでしょう。 　折込広告の重要性がわかっている先生の中には、 50 万部配布する人もいま す。医療業界では、「開業時の折込広告は１回限り」という暗黙のルールがあり ますので、折込広告は１回しかできないと考え、思い切ってお金をかけるので す。そうすることで、より多くの人の目にふれ、すぐには来院しなくても、ケガ や病気をしたときのためにとっておいてくれる患者さんも少なくありません。 　ここで気をつけないといけないのが、医師会との関係です。 　内科医や小児科医は医師会に入らないと市町村の健診指定機関になれな いとことが多いです。医師会に入会して他の医師会員と仲良くやっていくた めにも、「開業時の折込広告は１回限り」という紳士協定には従うべきでしょ う。法的には、折込広告を何回打っても問題はないのですが、一人だけ何回も