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 音源からCDを焼くときも、特別な装置を使っています。京都の桜井美喜夫氏が作って下さった、高価 な「オーロラ」という電源です。その電源を通すと、音がクリアになるのです。このオーロラを使ってCD を焼き込むだけで一枚六万円もとっている所もありました。私が作るCDはすべてこのオーロラを使って いますが、桜井氏からは最初の一台をいただいた後に三台のオーロラの提供を受けて、合計四台を直列に 接続して原盤を制作しています。CDの制作過程においては、その他にも二種類特殊な方法を使っていま す。  このようにCDの焼き込みひとつとっても、こだわった機材や方法を用いているため、スマホやパソコ ンに取り込んでしまうと、私が目指している音ではなくなってしまいます。効果的な音ではなくなってし まうのです。CDは必ず原盤を使って聴いていただくことになります。仮にCDが壊れてしまった場合は、 安く交換していますのでそこは安心して使ってください。  耳を初期化するための聴覚システムでは、左右独立して音を出す必要がありました。スピーカーだと片 側を鳴らしても、両耳に聴こえてしまいます。ヘッドフォンは開発当初からこのシステムに欠くことので ! 特殊な原盤制作方法 ! スピーカーよりもヘッドフォン 39