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.... 第..部 ............ふとんの.... 「社内では当たり前過ぎることだから、それを敢えて、外へ発信して いこうと思わなかったのだなあ」 と気づきました。 「それならばこの世界に新しく飛び込んだ私が宣伝役を引き受けよ う」 と考えるようになったのです。 一方、二男は医者が宣告した余命半年をはるかに超えて、中学生活 を終え、高校入試をみごと突破しました。 中学の卒業式のあと、二男から手紙をもらいました。 「今まで十五年間育ててくれてありがとうございました」 という一文から始まり、ガンを知ったときの気持ちやこれからもガ ンと闘っていく決意、そして、 「高校に入ったら定期テストは最初からトップ狙いです。充実した高 校生活を送れるようにしていきたいです」 という力強い前向きな言葉が綴られていました。 |