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ないと心に決めた。 「子供時代の些細なことかもしれないけど、僕にとって重要な人生の教訓と なりました」真剣に叱ってくれた母に感謝していると、千葉は話す。 誰にでもある子供の頃の小さな思い出である。しかし小さなことを体に刻み こんだ人と、受け流してしまった人との違いが大人になってからの考え方や行 動に現れてくるものである。 人は1人で大きくなっていくわけではない。たくさんの人に支えられ今の自 分がいることを千葉は身をもって体感している。 若者たちに手を差し伸べる事に躊躇しない、千葉の姿がそこにあった。 -12- |