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何か自分だけの成功に思えた。 あの大学時代のバスケットの大会で勝利し皆で喜び合うものがそこにはな かった。 ふと思った。 「独立しよう」と。 独立して皆と成功を分かち合える仕事を始めよう。 当然不安もあった。 これまで大手の看板を使わせてもらってきた。それによって成功してきたこ とも理解していた。だからこそ看板を失って「千葉」という何もない単体で勝 負していくことに不安を感じるのも当然である。 悩んだ。そしてあらゆる事を考え続けた。 ある人からこんな事を聞いた。 Takuya Chiba interview -41- |