そして最終的な夢は、先天的に障害を持った子供たちの支援団体をつくるこ とだと言う。 日本の実業家に一番足りないものは「社会還元」だと思います。 税金を払うことは最低限の社会還元で、本来ならその税金で困った人たちを 助けるのが国家であるとするなら、国家がすべきことかもしれません。 でも国がしてくれないなら、自分が成長して富をしっかり握る。なぜならそ の富の使い道を自分で選べるから。 僕は「生まれながらに障害を持ってしまった子供たちを助けるために仕事を する」と決めた時から、苦しいことがあっても諦めないし、途中で投げ出さな いし、苦しい時もさほど感じない。むしろ仕事ができる喜びの方が優っている。 彼らからもらう勇気があれば何でもやっていけると僕は思います。だから彼ら にお返しをしたい。 それが千葉の最終的な夢だという。 Takuya Chiba interview -67-