認知症患者に人権や尊厳が あるように、介護者にも人権と尊 厳があり、それらを守っていくこと が「介護者保護主義」です。患 者が怒りっぽくなって暴言を吐いた り、暴れまわったりすると介護者 は介護するのがつらくなり、追い 詰められてしまいます。だから、 私は介護者が楽になるように患者 を変えたい。患者にはにこにこし ていてほしいし、介護者に「あり がとう」の一言を言ってほしいので す。患者が穏やかになれば、介 護者の負担が軽減されて、最期 まで家で介護することが可能にな るケースが増えます。コウノメソッ ドは、認知症になっても明るく、 人間として感謝ができて、気遣っ たり、謝ったりできる品格を最後ま で保つことを目指しています。記 憶力の向上はその次の目標です。 2番目の柱の「家庭天秤法」 は、医者の指示の下で介護者が 薬剤を調節していく方法です。 認知症には躁鬱の波もあります から、体調や季節によってハイテ ンションになったり、沈んだりしま す。医師は24時間患者について いることはできません。患者をそ ばで見ている家族や施設スタッフ が、患者が興奮しているときは、 穏やかになる薬を少し多めに飲ま せ、穏やかになったらすぐに減ら すなど、状態にあわせて天秤のよ うにバランスをとっていくのが家庭 天秤法です。病状の波に合わせ て薬を調節するため、これをサー フィンアレンジといいます。 3 番目の柱は、サプリメントの活 用です。認知症が難病だと思わ れてるのは、保険医療では治らな いからです。認知症は保険薬だ けでは劇的な改善は起きないので すから、サプリメントなどを活用し た自費診療も取り入れようという発 想を持つ必要があるでしょう。私 は、米ぬかから抽出したフェルラ 酸を主成分とするサプリメントをよく 使います。また、ロシアのカラマツ から抽出した「タキシフォリン」とい うサプリメントに注目しています。タ キシフォリンは、脳の炎症にも活性 酸素にも有効だからです。 さらに、最近は超音波機器など 「......メ..ッ..」....医は、......ら............を......つ医........ ....、..........もに ........の..療を....す.. 健康特集 ......メ..ッ..の .. .... ..................し、........療に..り......野..................に..ら....な ......の..療....あ..「......メ..ッ..」を....し、............りの........に..り.. ま......ます........メ..ッ....は、................、............、......リメン..の ....、を........し..おり、......な........療..は....を..す........す.. 6