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65 この本の冒頭に、私は肉屋の息子だと書きました。 そして、肉屋の息子であることが嫌いでした。 いじめられて、自己不信になって。 何かのせいにしたくて。 結果、親が肉屋でステータスが低いからどうせ何もできな いんだと決めつけていました。 親が嫌いでした。 けど、それが大きな間違いだったことを痛感した日があり ました。 そしてその日の出来事を、私はエッセイに綴ることにしま した。※日本語訳後述 |