10 はおよそ３万円である。その先生はこう言う。「ガンになって先進医療を受けたら 、１０００ 万円が、あっという間になくなってしまいます。ガンにならない未病のためにお金をかけた ほうがいい。例えば未病のためにお金を毎月３万円使っても、１０年間で３６０万円です。 ガンになってから１０００万円かけるのではなく、未病のために、そして悪くならないた め、様々なことにお金 をかけるべきではないですか？」 確かにその通りである。悪くなってから、お金をかけるのではなく、未病のためのお金を かけたほうが数倍価値がある。 同じことが、歯科治療にもいえる。歯周病や虫歯ができた時も進行を止める治療は当然必 要になるが、そうならないための未病のための治療を意識して欲しいと最近の歯科医師は訴 えている。 歯が悪くなれば、治療のための費用がかかる。除去したならば、代わりのものを埋める必 要があり、さらにその費用もかかってしまう。それならば未病のために「歯の主治医」をつ けて、健康な歯を保つ考えを持つのも必要だと思う。