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46 これにより、見えない関節の部分を可視化することができます」 すると、池田はおもむろに立ち上がり、インタビュー部屋を出た。そして少しの時間の 後、部屋に戻ってきた。手にはものものしい装置を携えている。 「これが顎関節の動きを測定する装置です。 いくつか目盛りがありますね。患者の顎を専用 の機械で調べ、この目盛りに対応する数値を設定 していきます。そうすると、この機械の動きが、 患者さんの顎の動きと全く同じになります。周辺 機器も合わせると、動きのデータをパソコンに飛 ばせます。要するにパソコン上で完結するように なります」