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60 手 のつけようのないダメ社長だった。 もちろん仕事は当時も率先 してやっていた。 自分も労働者としても働いているんだ、という気持ちもあり、 本当の意味で、経営者であることの意味を理解していなかっ た。 「このままではいけない。」 心の中で、そう叫ぶようになっていた。 そして、いくつかの経営の勉強会や、セミナーに参加するよう になっていった。 本気だった。自分の小さな判断力で事業をしていたのでは、数 年で間違いなく潰れる。 ある日、自分を見つめ直すセミナーに参加した。 そこで講師にこう言われた。