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67 2年近く通って学び、気付きが生まれ、考え方が変化すること で、事業に対する取り組み方まで変 わっていった。 内装は最終的に人が手作業で行う仕事が90%以上。 であるなら、人材確保こそ成長戦略の鍵だと気付き、積極的に 海外の研修生を受け入れる体制作りをしていった。 言葉が違う、文化が違う若者を受け入れ、そして教育していく。 一人前の職人になるまでに、同じ年頃の日本人に教える数倍 の手間と努力を要求される。 それでも会社にとって人材こそ人財、という貴重な財産と考 えるようになった。先輩スタッフも手探りで協力してくれた ことで、海外の研修生を受け入れ教育、そして成長させるシス テムが少しずつ作られていった。 特に東南アジアの若者を中心に研修生を受け入れ、時には親