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4 柏崎の北国街道にあるヨロンゴの木について 「ヨロンゴ」は柏崎周辺当たりの方言であって、正式名を「エノキ」と言います。 年配の人は子供の頃は木登りやヨロンゴ鉄砲などで良く遊んだそうです。 街道の一里塚には松・榎・檜を使ったそうですが、北国街道にはヨロンゴの木を高田藩の殿様が一 里塚として植える事を奨励したので、北国街道の 柏崎〜直江津に特に多い様です。今は倒れたり切 られたりして少なくなりましたが、新茶屋さんの 脇の北国街道跡(桜の巨樹も有名)と浪花節屋さん の駐車場の道路際等に残っています。 ヨロンゴは偏西風に長い年月さらされて、風を象 った枝ぶりに成っているのが有名で絵に成ります。 柏崎市の地名が付いたアザミ 他に柏崎にまつわる草木と言えば、柏崎市の地名が付いている「ヨネヤマアザミ」と「タンネアザミ」言 う最近発見された新種のアザミがあります。 ご存知の通りアザミはキク科の植物で、この科の植物は増えやすいが絶えやすいので、去年はこのアミが 生えていた場所に今年も行って見ても姿形を確認出来ない事があり幻となる事があるそうです。 写真:KS 新茶屋の脇にあるヨロンゴ 上向きで花が咲く、ヨネヤマアザミ(左) 上向きで花が咲く、タンネアザミ(右) 写真:toshio sato