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4 性と建築構造の安定性を高めた設計をしていただきました。 また、東日本大震災では津波による被害が深く印象に残っていますが、柏崎も海に面していることから、 地震や津波などからの市街地での一時避難場所として3 階の食堂フロアを開放することにしています。 ■本社を東京に置かず、柏崎にこだわる理由は何ですか。 日本では会社の規模が大きくなると本社を首都圏や大阪圏に移す企業が多くありますが、海外を見れば地 方に本社を置いてグローバル企業となっている会社はたくさんあります。「地方にありながらも世界とつなが る企業であり続ける」ことで、地元にずっと貢献していく思いでいます。 ■社会貢献について教えてください。 災害などで多くの人が困った時に、お役に立てる企業であり続けることを創業の精神として継続していま す。 また、地元への貢献として水球男子社会人チーム「ブル ボンウォーターポロクラブ柏崎」のネーミングライツな どによるサポートや、日本文学研究の第一人者であるドナ ルド・キーン氏の顕彰施設「ドナルド・キーン・センター 柏崎」の運営支援など「心と体の健康づくり」をテーマと して“文化・芸術”や“スポーツ”の支援活動に取り組んでいます。 このような中、2016 年8 月にブラジルのリオデジャネイロで開催されたオリンピックに、社員4 名がこの 柏崎から水球男子日本代表「ポセイドンジャパン」の選手として出場しました。 今後も色々な面で柏崎の皆様とともに、地域の活性化に取り組んでいきたいと考えています。 ■ブルボンは何処へ目指して行こうと考えていますか。 社会的にニーズの高まっている「健康」というテーマを、新しいビジネス・飛躍のチャンスとして、持続 可能な未来社会をデザインしていく“健康増進総合支援企業”として社会への貢献をめざしています。 柏崎市は、人口が9 万人ほどの市で「地方の地方」として位置づけられます。大都市には人や物、お金や 情報が大量に流入する傾向がありますが、地方では何もしなければ流出していく一方となります。だからこ 柏崎