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7 崎の活動支援の中核と成る市民活動センターとして柏崎公会堂は本来の目的を取り戻した。 喬柏園の名前は忠平氏の良き理解者であった元外務大臣の芳澤謙吉氏に依頼し命名されたとあります。 ●かしわざき市民活動センターまちからを立ち上げるきっかけはなんですか? 柏崎には昭和46 年から国の制度のモデル・コミュニティ事業(旧自治省)で中鯖石コミュニティーセンタ ーが出来て、その後柏崎全地域にコミュニティセンターが整備され、地域ごとにまちづくりをして来ました。 柏崎の市民参加のまちづくりは平成10 年頃からまちづくりの話しが出て来て、平成15 年には市民参加基 本活動条例を受けて柏崎も市民参加で大いに行おうと決めていましたが、平成19 年7月16 日に中越沖地震 が発生し復興する過程で、市民の皆様で地域にこだわらず色んな事をやろうと言う動き(テーマ型のまちづ くり)が出て来ました。 けれど柏崎にはテーマ型のまちづくりを横断的にやる様な所はな かなか無くて、市民活 動センターが担うことになりました。 ●かしわざき市民活動センターまちからの活動を教えて下さい。 かしわざき市民活動センターまちからは、市民のやりたいことを応援し、ソーシャルビジネスのように地 域や社会の課題解決をビジネスの視点を用いて持続的に行うまちづくりを応援する所です。活動している人 同士が交流し、つながることができる「まちから交流会」や柏崎を盛り上げようと活動している団体や個人 がまちからを使って自分たちの商品やサービスを提供してみるチャレンジ企画「まちからチャレンジデー」 など、「応援する」「つながる」「つたえる」という3 つの柱をもとに事業を行っています。 かしわざき市民活動センターまちからを一言で言ったら市民のやりたいことを繋ぐ架け橋です。 ●喬柏園は中越沖地震メモリアルとしているそうですが、どんな活動をしていますか。 ここは公益社団法人中越防災安全推進機構が管理している所で地下に中越沖地震に関する写真やパネル等 が展示されていて、建物の床には生々しい亀裂が残されています。 映像等でも振り返る事ができ、依頼すれば震災で様々な経験をした語り部さんから直接話しを聴く事がで きます。毎年中越沖地震の発生した7月16 日に追悼の意を込めたイベントが開催されています。