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柏崎地場特産品と伝統野菜図鑑 ● 柏崎地場特産品  ● 柏崎伝統野菜 ・越後姫         ●   栽培地域: 県 内 収穫時期:1月〜6月 新潟県が平成8年に品種登録したイチゴ。 ここ数年、県内各地で栽培が拡大している人気の品種です。 大粒でまろやかな甘みのある果肉が特徴。秋季から春季にかけて、ハ ウス施設で栽培されます。 ・ぜんまい        ●   栽培地域: 野 生 収穫時期:4月〜5月  昭和45年頃から団地栽培が進み、形の揃った山菜が生産されてきま した。  現在は、高柳町などの山間部で遊休閑地を活用した、人工栽培にも取 り組んでいます。 ・そら豆         ●   栽培地域: 平坦部 収穫時期:5月 そら豆は、水田転作の野菜として、降雪の少ない平坦部で栽培されて います。 秋に植えられ、5月ごろに収穫します。 桜鯛などの海の幸とともに、春の食卓を爽やかに彩ります。 ・宝交早生(ホウコウワセ) ●   栽培地域: 西中通 収穫時期:5月〜6月 西中通地域の下大新田地区などを中心に、昔から作付けされていた品 種です。 果実は鮮やかな紅色で、柔らかな口当たり・ジューシーな甘さと酸味 のバランスがよいのが特徴です。 日持ち、輸送性に劣るため、収穫後なるべく早めに食べていただくこ とをオススメします。 ・刈羽節成きゅうり    ●  主な産地: 西中通地域橋場地区 収穫時期:6月〜8月 柏崎の西中通地域(橋場町)でしか収穫できない希少な野菜です。 明治時代から栽培、改良されていたきゅうりで、つるの節ごとになる ので、「節成」といわれています。 早生(わせ)で果形は長く、色がよくて、寒地に向いているのが特徴。 時代の流れの中でいつしかその存在が途絶えてしまった、しかし、近 年になってこの貴重な種がわずかに保存されていたことがわかり、40年 ぶりに栽培が再開されました。  昔懐かしい野菜のみずみずしい食感と風味ある味わいを再び、現代の 食卓でお楽しみください。 ・ゆうごう(夕顔)    ●   栽培地域:柏崎全域 収穫時期:7月〜8月  新潟県に伝わる独特の野菜で、郷土食としても有名です。  味は、冬瓜に近く、夕顔の実を干したものがかんぴょうになります。  源氏物語に登場するほど、古くから伝わる野菜で、柏崎市では「ゆう ごう」となまって呼ばれています。    ・磯之辺トマト      ●   栽培地域: 磯之辺 収穫時期:7月〜9月  高柳町磯之辺地区で栽培されています。                                同地区で栽培されています黒姫人参とともに、高原野菜として知られ ています。  黒姫山麓の標高400m という高地の夏季冷涼気象を生かし、低地栽培 のトマトが盛りを過ぎた頃に出荷されます。  昭和40年代頃には 新潟産高原トマト のブランドで県内外市場に出荷 された歴史もありますが、現在は栽培面積が少なくなり、生産量が限ら ています。  甘くてしっかりした肉質のトマトは、知る人ぞ知る一品です。